コラーゲン

今回は「コラーゲン」について書いていきたいと思います。
関節痛や肌に必要と言われているコラーゲンについて、
少し専門的な話も含めて書いていきたいと思います。

そもそもコラーゲンにはいくつかのタイプがあります。
全てを書くことはできないので、代表的なものをあげていきます。

I型コラーゲン
別名:線維性コラーゲン。
動物では最も大量に存在するコラーゲン。
骨に大量に含まれ、骨に弾力性を持たせるのに働いている。
皮膚の真皮にも非常に多く、皮膚の強さを生み出す働きがある。
簡単にいうと骨、歯の象牙質、セメント質、歯肉、歯根膜などにあります。

II型コラーゲン
別名:線維性コラーゲン。
硝子軟骨のコラーゲン線維の主成分。
眼球の硝子体液の成分でもある。
簡単にいうと軟骨などにあります。

III型コラーゲン
別名:線維性コラーゲン。
I型コラーゲンの存在する組織にはIII型コラーゲンも共存する場合が多い。
真皮や大動脈(簡単にいうと血管)に多い。

IV型コラーゲン
別名:非線維性コラーゲン。
基底膜を構成する主成分であり、網目状のネットワークを形成し、基底膜の骨格構造を支えている。
基底膜は上皮組織の裏打ち構造で、上皮細胞の足場になる。

V型コラーゲン
別名:線維性コラーゲン。
I型コラーゲン、III型コラーゲンの含まれている組織に、少量含まれている。

コラーゲンはタンパク質と呼ばれるもので、ヒトの体の全タンパク質の約30%を占めます。
そもそもヒトの体は大きく分けると、細胞と細胞外の基質(物質)でできています。
この細胞外の基質(物質)にコラーゲンなどが含まれます。
またこの細胞外の基質(物質)は担当する細胞が作り出します。
つまり、コラーゲンは担当する細胞が作り出すか、外科手術的に注入する以外増えることは基本的にはありません。

さて、話を関節軟骨にうつします。
軟骨の主成分は水ですが、含まれるコラーゲンは㈼型コラーゲンがメインです。
簡単に言うと、コラーゲンが水を沢山つかまえ、他の細胞とくっついています。
プロテインを足場に糖(グリコサミノグリカン)がくっついているプロテオグリカン
足場がない糖(グリコサミノグリカン)
他の細胞とくっつく役割の接着性タンパク質
この3つの構造の違いがコラーゲンのタイプとなっています。
㈼型コラーゲンの場合、
プロテオグリカンをアグリカンと呼び、その糖(グリコサミノグリカン)をコンドロイチン硫酸と呼びます。
足場がない糖(グリコサミノグリカン)をヒアルロン酸と呼びます。
そしてこの糖(グリコサミノグリカン)が水を沢山くっつける能力を持っています。

また皮膚の真皮に多い㈵型コラーゲンでは、
足場がない糖(グリコサミノグリカン)はヒアルロン酸ですが、
プロテオグリカンはデコリンやビグリカンと呼ばれています。

口からの摂取でも効果があるとされていますが、
摂取の際の参考にしていただければ嬉しいです。

投稿者: wpmaster

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