口唇口蓋裂、胎児の成長

今回は胎児の成長について書いていきたいと思います。

受精から約280日で誕生してくる赤ちゃんですが、
母親のお腹の中でものすごい速度で成長しています。

赤ちゃんが体内にいることに気づく時期は人それぞれです。
妊娠検査薬で気づく人、生理が来なくて気づく人、つわりが始まって気づく人などなど。
個人差がありますが、お腹が少しづつ膨らんでくるのは妊娠3ヶ月(8〜11週)と言われています。

でもまだお腹の赤ちゃんに気づかない時でも、赤ちゃんは頑張って成長を続けています。
この時期にお母さんの体に悪影響(飲酒、タバコ、強い刺激など)が加わることにより、
赤ちゃんの体に異変が起きることがあります。

口唇・口蓋裂という先天性(生まれつき)は、
統計学的には500人に1人(0.2%)と言われています。
(口唇裂:0.07%、男性の口蓋裂:0.05%、唇顎口蓋裂:0.08%)

これは軟口蓋あるいは硬口蓋またはその両方が閉鎖しない状態の口蓋裂と、
口唇の一部に裂け目が現れる状態の口唇裂(唇裂)の総称です。

赤ちゃんのくちびるができる時期は受精から約5-8週目、
上アゴができる時期は受精から約7-12週目になります。
この時期にお母さんの体への悪影響が原因と言われています。

医療業界では、昔の格言として「女性を診(み)たら妊娠と思え」とあったくらい、
妊娠中のお母さんと赤ちゃんへの影響は注意深く観察して、治療方法やお薬を決定しています。
それくらい妊娠中のお母さんと赤ちゃんへの対応には最深の注意が必要ということです。

もし問診(お医者さんに質問)されたとき、妊娠の可能性が少しでもあるのであれば、
きちんと伝えることをおすすめします。

話は口唇・口蓋裂に戻ります。
もしお子さんに口唇・口蓋裂があった場合でも安心してください。
育成医療という仕組みで治療を国が支援してくれます。

出産された産婦人科や近くの歯医者さんで聞いてみてください。
また、矯正治療や外科手術の発展してきていますし、
できる限り瘢痕(傷の治り具合)が目立たないような努力もあります。

投稿者: wpmaster

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