噛むということ

噛むということは

・食べ物の消化吸収を助けます
食べ物を細かく噛み砕いて、唾液と混和してかたまりにし飲み込みやすくします。
その結果、胃腸への負担が少なくなり消化吸収の働きを助けます。
せっかく栄養のある食物を摂取しても、この噛むという動作をしなければ、
充分に胃や腸などで消化吸収されずに通過していってしまいます。

・唾液の分泌を亢進します
噛むことにより唾液の分泌が亢進されます。
味覚が刺激され、よく味わうことで食べ過ぎを防ぎ、肥満防止に役立ちます。
また唾液には、バイ菌を殺す色々な抗菌部質が含まれているので、
唾液分泌量が増加されると口の中の衛生状態をよくする働きもあります。

・顎の骨の成長を促進します
噛むことによって、顎の骨や周りの筋肉が強くなり顔面の正常な成長と発育を促進させます。
顎の成長が悪いと歯並びが悪くなります。子供さんで歯が重なって生えている場合は要注意です。
また良く噛むことで歯肉や口腔粘膜にマッサージ作用が働き、リンパや、血流が促進され、健康を維持するのに役立っています。

・脳を刺激します
頭部の大脳皮質の刺激につながるので、記憶力、集中力、さらには運動能力などさまざまな機能の発達にも影響します。
老人のボケの防止や子供の脳の発達に良い影響を与えます。

現代社会では、軟らかい食べ物が多くなり咬む回数が減少してきています。
一回の食事の時間と噛む回数は鎌倉時代で29分、2,650回、戦前で22分、1,420回、現代の食事では11分、620回といわれています。
それだけ文明の発達とともに噛まなくても済む食文化になってきています。
そのため意識的に固い物を食べたり、良く噛んで食べるようにしなければ、噛む回数は少なくなってしまいます。

しかしその他にも噛まなくなる原因がいくつかあります。

・虫歯が痛くて咬めない
・歯並びが悪くてかみ合わせが悪い
・歯槽膿漏で歯がぐらついている
・歯が抜けたまま入れ歯を入れていない
・合わない入れ歯を使い続けている
などです。

噛むということは健康を維持する第一段階として、最も大切なことです。
日頃から、よく噛んで食べるようにし、悪いところがあったら早めに治療を受けるようにしましょう。

投稿者: wpmaster

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